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■アロマテラピーを楽しむにあたってのご注意■
ここで使用するアロマテラピー用品の内、精油各種、アロマスフィアベースオイル、モンモリロナイト(クレイ)、ミツロウ、フローラルウォーター等は、薬事法上の化粧品、医薬品、医薬部外品ではなく、また、そうした商品を用いる行為は医療行為に代わるものではありません。また、アレルギー体質等、皮膚の弱い方だけでなく、体質や体調によっては、肌に何らかの影響がある場合があります。これらの基材を用いてご自身で作成したものは、基材の性質により保存期間の目安が変わりますが、使用上の責任は皆さまご自身に帰属します。作成日ラベルを添付するなど、自己管理ができるように心掛けて下さい。
ここで紹介している各用品の効能効果は、古来からの伝承的な用法、また欧米での使われ方をご紹介したもので、正規の医療を目的としたものではありません。精油や関連する用品を使用して、またはそれに関する行為によって生じた損害、傷害等については、責任を負いかねますが、 正しく使えば、リラクセーションと健康増進に非常に有益なセラピーです。以上の注意事項をご理解のうえ自己責任のもと、正しくセルフケアを行ってください。

***アロマテラピー・レシピ***

ハンドクリームを作ろう
クリームの材料の基材としていくつかの種類がありますが、アロマテラピーの基材の中で唯一、動物性のものを使うのはミツロウです。
ミツバチは腹部分泌線からロウを分泌してこれを巣の材料としています、ミツバチの巣から得たロウを精製したものをミツロウと言います。
しっとりとしたミツロウクリームは、手のかさつきはもちろん、アカギレやカカトのひび割れにも有効で、冬場のお手入れにはよく作られることが多いです。
◆用意するもの
    ホホバオイル・・・・・・・15ml
    カレンヂュラオイル・・・・ 5ml
    ミツロウ・・・・・・・・・・・・ 6g
    製油・・・・・・・・・・・・・・12滴 
    プラチックケース・・・・・30ml
    ラベル・・・・・・・・・・・・ 1枚
*道具
(湯煎用のなべ/大1ケ/小1ケ/ヘラ/はかり/ビーカー/竹串/電気コンロ)
◆作り方
@ 湯煎用の大きい鍋に水を入れて火にかけます。
A ミツロウと植物油を計って湯煎用の小さい鍋に入れる。
B 時々ゴムヘラでかき混ぜながら、ミツロウを溶かします。
C 完全に溶けたミツロウと植物油をかき混ぜながらカスタードクリーム状になるまで冷まします。
D 容器に移し替えて、精油を垂らしてかき混ぜます。
E 日付とブレンドの基材をラベルに記入し容器に貼ります。
◆使い方
普通の軟膏やクリーム類と同じように肌に塗りこみます。
◆注意
・肌に合わない場合は使用を中止してください。
・1か月以内で使い切りましょう。
・クリームの固さは植物油を多くするとやわらかくなります。また、固さは外気の影響も受け、高温時ではゆるくなってきます。 やわらかく作ったものは特に携帯するときは容器から流れ出ないように注意してください。

クレイパックを作ろう
天然鉱物の集まりであるクレイは、泥パックとしてよくコスメとして使われています。
その中の日本産モンモリナイトは、大変きめ細やかで粘度が有りなめらかな使い心地が特徴でフェイシャルパックにぴったりのジェル状になります。
洗顔後に顔に付けて、待つこと5分。
ひんやりとした触感の天然クレイが、毛穴の奥の汚れまでキレイに洗い流してくれます。
◆用意するもの
クレイ・・・・・・・・・・大さじ1杯
精製水・・・・・・・・・・25ml
フローラルウォーター・・・25ml
◆作り方/使い方
@モンモリナイト大さじ1杯を容器に入れて、精製水とフローラルウォーターを入れてよく混ぜ合わせます。かき混ぜていくとダマになることがありますが、粒子が大変細かいので半日ぐらい置いておく事で、きれいなジェル状になります。
Aジェル状になったら精油を1滴入れて、さらに混ぜ合わせます。
B目や口のまわりを避けて顔に塗り、5分くらい置いた後洗い流します。
C洗い流した後は、化粧水(フローラルウォーター)などで肌を整えます。
<<<乾燥が気になる方は>>>
精油と一緒にキャリアオイル5mlを加えてください。
肌になじみやすいマカデミアナッツオイルやフェイシャルに適したアボガドオイルなどがお勧めです。
<<<多めに作って全身パック>>>
少し緩めのジェルを作り、入浴したとき全身に塗ります。しばらくおいてそのまま湯船につかります。泥温泉??に早変わりです。その後は排水溝の汚れも落としてくれます。
◆クレイパックの保存方法
密封した容器に入れて、冷蔵庫に保管してください。
また、期間の目安としては、1〜2週間で使い切りましょう。
防腐剤などが入っていないので、なるべく早めにお使いください。

しっとりジェル化粧水
ラベンダーを使って、日焼けした肌をケアするためにジェルを入れた化粧水を作ります。
ヒアルロン酸や、アロエの働きでダメージを受けたお肌をしっとりさせてくれます。
◆用意するもの
ジェルベース  小さじ1杯  (アロマスフィアジェルベース)
ラベンダーフローラルウォーター  30cc
精製水  30cc
ラベンダー精油  2〜3滴
ビーカーor紙コップ
遮光ビン 60cc
スプーン・ラベル等
◆作り方
@ジェルベースをビーカーor紙コップに入れて、少しずつ精製水を入れながら混ぜていきます。
Aジェルが十分に混ぜ合わせて溶かしましたら遮光ビンにこぼれないように移し替えます。
B遮光ビンの蓋をして、思いっきり振ります。(シェイク!シェイク!!)
Cビンの中で、とろみがつきますので、ラベンダーフローラルウォーターと精油を入れ、また(シェイク!シェイク!!)
Dラ ベルを貼って出来上がりです。(作った日付を記入しておきましょう)
◆注意事項
手作り化粧水は水分が多いので、長持ちはしません。
容器は、アルコールなどで消毒して、ガラスの遮光ビンなどに入れて保管しましょう。夏場などは、冷蔵庫に入れて、1〜2週間ぐらいをめやすに・・冬場でも様子を見ながら早めに使いましょう。
ローズやネロリーなど、フローラルウォーターと精油のセットで「しっとりジェル化粧水」を作れば、お肌にも良く香りも最高のオリジナル化粧水が出来上がります。お好みに合わせて素敵な化粧水を作ってください。
ジェルクリームを作ろう
時々「使い方がわからなくて、買ったまま家に置いてある」
「そのまま、塗って乾いたら、お肌がつっぱった感じになった。」
・・・というお声をききますが?・・・
そこで今回は、どなたにも簡単に手軽にできる「失敗しないジェルクリームの作り方」をご紹介します
◆用意するもの
アロマスフィアジェルベース
精製水またはフローラルウォーター
植物油
精油
容器・ラベル
◆作り方
@大さじ一杯くらいのジェルベースを器に取ります。
A 1の器に植物油をほんの少し(1から2敵)ずつ垂らして、しっかり乳化するまで混ぜます。いっぺんにオイルを入れすぎてしまうと分離してしましますので、何回かに分けて入れてください。
B十分に混ぜた後、小さじ1〜2杯位の精製水かフローラルウォータを加えて、よくなじむまでかき混ぜます。するとジェルがどんどん水分を吸って、やわらかく滑らかになります。ここで、しっかり水分を吸わせることがポイントです。
C最後に、お好みの精油を加えます。1%濃度を超えないように、いくつかの精油をブレンドしてもよいですね。
Dプラスチック容器に移し替え、ラベルを貼って早めに使い切ります。
もっとさらさらしたのがよいと思われる方は水分を多めに、もっとこってりとしっかりしたクリームがお好みの方は、水分を少なめにしてオイルを多く加えます。(オイルは数滴ずつ加えて混ぜ合わせて下さい)
また、オイルの種類を変えると用途もいろいろ使えます。
セントジョーンズワートオイルやアルニカで、体の疲れたところをセルフケア用ジェル。アボガドオイルで、お顔のスペシャルケアジェル(乾燥が気になる方にお勧めです)いろいろ試してオリジナルクリームを作ってください。
◆保存方法
きれいなスプーンで小分けして、ジェルの使用後はしっかりとフタを閉め、冷暗所に保管してください。
また、小分けして精油などの基材とブレンドした場合は、冷蔵庫にて保管し、2〜4週間を目安に使い切ってください。

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